花を咲かせるコツ
胡蝶蘭の花を毎年咲かせたいと思ったら、他の洋ランとの違いを知り育てる様にするといいと思います。
ほとんどの胡蝶蘭は、生まれ故郷がフィリピン、インドネシア等の熱帯圏であり、さらに高さ300メートル以下の地域か、 これに近い環境の場所に生えている樹に着生しています。
この付近は十分な温度と湿度があるということをまずは知っておいてください。
これを日本での気候にあてはめると北海道以外の地域でいえば、5月中頃から10月上旬頃までの気温や日照量が、なんとなく原産地と似ていて、自然に良く育つ期間となります。
この時期は同時に胡蝶蘭にとっては成長期にもあたるので、この期間中に株の体力を蓄えたり、株の充実度を増やすようにすると、 発芽も自然にしやすくなります。
これに対して、冬になると気温は低くなり、風も吹くなど胡蝶蘭にとってのマイナスの条件しかないので、温かいところに置き、株の健康条件を守って冬をこすようにしないと開花は難しくなります。
こうしたことから、鹿児島県南方の島々や沖縄では、原産地の条件と気候が似ている所が多いので、どちらかといえば 、胡蝶蘭は育てやすいです。
また、北海道では屋外で栽培する期間は短くなりますが、冬の間は夜も暖房をし続ける事が多い為、20度くらいの室温を保つ家庭では比較的育てやすい花となります。
逆に冬の夜に暖房を止めてしまう地域では、明け方の低温が5度にもなると寒さを受けて、思うように育たなくなり、株が枯れてしまうことが多くあります。
したがって、胡蝶蘭の育成ポイントは冬をいかに越すかということが重要になってきます。